グーリングジャパン株式会社

グーリング ジャパン株式会社は、切削工具からツールホルダまで供給するツールカンパニーです。

沿革

1898 Dr. Jorg Guhringの祖父Gottlieb Guhringにより設立
1900 現在の本社であるアルブシュタット・エビンゲンに最初の製造拠点を開設
1921 Oskar Gühring(オスカー・グーリング)が取締役社長に就任
1940

従業員680人を雇用
-当時既に50種類のツイストドリルを製造

1948 第2次世界大戦によって生産設備に甚大な被害を受けたが、程なくして生産設備の再建を開始
-減少していた従業員数も1950年に100名を超え、ツイストドリルの製造を拡大
1964

創業者ゴットリープ・グーリングの孫にあたるヨルグ・グーリング博士が入社し、1970年代からグローバル化に着手
-その後1985年から取締役社長に着任し事業を継承
-2021年に逝去するまで経営に携わる

1965 ベルリン-ライニケンドルフにHSSツイストドリル製造工場を開設
1973 最初の海外子会社をイギリスに設立しグローバル展開を本格化
最初の超硬工具を生産開始
-ほどなくして超硬工具は、精度要求が高まりつつあった厳しい機械加工アプリケーションにおける標準工具となった
-工具材料の超硬合金と特殊な工具形状により高い性能を発揮し、寸法精度の優れる穴加工を確実なものとした
1978 イギリスに続き米国に子会社を設立し海外進出を加速
-当時から顧客満足度を最大限に高めるために世界規模のサービスを提供
1981 世界で初めてTiNコーティングを施したツイストドリルを開発
-これは機械加工にとって画期的な出来事であり、発売当初はマーケティングツールとして扱われていたが、瞬く間に工具業界全体の標準となった
-コーティング付工具は製造コストを大幅に削減でき、工具寿命は従来の2~3倍に延長可能となった
1981 グーリングジャパン株式会社設立
1982 広島営業所を開設
1983 グーリング・グループ最大の工場がシグマリンゲン-ライツで操業開始
名古屋営業所を開設
1984 大阪営業所を開設
1985 Dr. Jorg Guhringが単独オーナー兼会長に就任
1987 名古屋工場を開設(愛知県豊田市)
1990 グーリング特許であるHSKを開発
1998 グーリング・グループ創立100周年
1999 グーリングジャパン本社を東京都中央区月島に移転
2000 創業者の曾孫であり、ヨルグ・グーリング博士の息子でもあるOliver Gühring(オリバー・グーリング)がファミリービジネス参画
-営業・マーケティング・デジタル化の戦略的発展責任者として職務に従事
2004 浜松営業所を開設
2021 オリバー・グーリングが事業を継承
グーリングジャパン創立40周年